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周辺症状:夕暮れ症候群 に対する豆知識

[2019.03.17]

周辺症状:夕暮れ症候群 に対する豆知識


認知症の症状には記憶障害などの中核症状と、徘徊や妄想などの周辺症状があります。
患者さまやご家族の環境にもよりますが、中核症状には薬物治療や食事・運動療法が中心となりますが、周辺症状はご家族での対応によって落ち着かれる事かありますので、活用されてみてください。
今回はお昼間は穏やかに過ごされているのですが、夕方や夜になると落ち着かれなくなったり、不機嫌になってしまう「夕暮れ症候群」についてお話をさせて頂きます。

ポイント
 夕方になると落ち着かない、不機嫌になる

対応
 ・1日全体の活動や刺激のバランスを点検する。
  特に、午後の疲れすぎや不安が高まらないよう、過ごし方を見直す

 ・ケアする側のストレスをやわらげ、ゆったりした雰囲気づくりを心がける

 ・夕暮れどきのひとときを一緒に過ごす役のスタッフを決めたり、本人の仕事や楽しみごとをつくる

 ・症状が出はじめるタイミング、シグナルがないかを心がけ、早めに不安や不穏の緩和を心がける

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