クリニック紹介
院長ご挨拶
患者さま一人ひとりに合わせた、真に役立つ医療を
当院のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
2016年9月、早良区田村で「おばた内科クリニック」を開院いたしました。
私はこれまで神経内科専門医として、急性期疾患の治療と並行して脳梗塞後や脳出血後、パーキンソン病など神経疾患の患者さまの治療を多数行ってまいりました。こうした疾患は、薬による治療だけではなく、リハビリテーション(以下リハビリ)の継続が大切です。
しかし、医療保険でのリハビリは期限が限られており、期限を過ぎてしまうと十分なリハビリを受けることができず、その後の経過が悪くなってしまう患者さまも経験しました。この状況をなんとかしたいと思い、開業を決意しました。
また、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病にも積極的に関わっております。生活習慣病を予防・治療することが、心筋梗塞などの心疾患や脳梗塞などの脳血管障害のリスクを減らし、命に関わる病気の予防につながるからです。
認知症に関しては、「コウノメソッド」を取り入れ、診断や症状評価に応じて、きめ細かな薬の調整と治療効果の高いサプリメントを併用した治療を行っています。高齢化に伴って、認知症は今後も増えていくことが予想されます。患者さまやご家族が笑顔で暮らしていけるよう、力を尽くしていきたいと思っております。
一人ひとりに合わせた医療が当院のモットーです。患者さまと顔を合わせてしっかりお話をしながら、その方にとって最適な医療を提供してまいります。総合内科専門医として幅広い診療科目に対応しておりますので、体調がすぐれないときや、健康面で心配があるときなど、お気軽にご来院ください。地域の皆さまのお役に立てるよう、誠心誠意努めてまいります。
当院では、「かかりつけ医」として、次のような診療を行います。
○ 生活習慣病や認知症等に対する治療や管理を行います。
○ 他の医療機関で処方されるお薬を含め、服薬状況等を踏まえたお薬の管理を行います。
○ 予防接種や健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医療機関をご紹介します。
○ 介護保険の利用に関するご相談に応じます。
○ 必要に応じ、訪問診療や往診に対応します。
○ 体調不良時等、患者さまからの電話等による問い合わせに対応しています。
適切な意思決定支援に係る指針
おばた内科クリニックは、患者様が適切な意思決定をすることができるように、以下の指針を定めます。
基本方針
人生の最終段階を迎える患者が、その人らしい最後を迎えられるよう、医師等の医療従事者から、現状、医療行為等の選択肢、今後の予測などの適切な情報提供を行い、多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ケアチームと十分話し合いを行えるようにします。
人生最終段階の定義
人生の最終段階とは、患者自身の状態を踏まえ、医療・ケアチームにて判断します。
・がん末期のように、予後が数日から長くとも数ヶ月程度と予測される場合
・慢性疾患の急性増悪を繰り返すなど、予後不良と予測される場合
・脳血管疾患や加齢・老衰など、予後が数ヶ月から数年と予測される場合 等
人生の最終段階における医療・ケアの在り方
本人の意志を最優先とし、家族や医療・ケアチームが納得できる意思決定となることを目標とします。
本人の意志は変化しうるものであることを踏まえ、本人や家族との話し合いを繰り返し行います。
話し合いの内容は、都度診療録に記録し、医療・ケアチームへと情報共有を行います。
人生の最終段階における医療・ケアの開始・不開始、変更、中止等は、医療・ケアチームによって、医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断します。
人生の最終段階における医療・ケアの方針の決定手続き
(1)本人の意思の確認ができる場合
方針の決定は、本人の状態に応じた専門的な医学的検討を経て、医師等の医療従事者から適切な情報の提供を行います。
そのうえで、本人と医療・ケアチームとの合意形成に向けた十分な話し合いを踏まえ、本人による意思決定を基本とし、多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ケアチームとしての方針の決定とします。
時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更等に応じて本人の意思が変化しうるものであることから、医療・ケアチームにより、適切な情報提供と説明がなされ、本人が自らの意思をその都度示し、伝えられるように支援します。
この際、本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性があることから、家族等も含めて話し合いが繰り返し行っていきます。
このプロセスにおいて話し合った内容は、その都度、診療録に記載します。
(2)本人の意思の確認ができない場合
以下の手順によって、本人にとっての最善の方針を決定します。
家族等が本人の意思を推定できる場合は、その推定意志を尊重します。
家族等が本人の意思を推定できない場合には、本人にとって何が最善であるかについて、本人に代わる者として家族等と十分に話し合い、本人にとっての最善の方針をとることを基本とします。
時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更等に応じて、このプロセスを繰り返し行っていきます。
家族等がいない場合および家族等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合は、本人にとっての最善の方針をとることを基本とします。
このプロセスにおいて話し合った内容は、その都度、診療録に記載します。
複数の専門家からなる話し合いの場の設置
上記(1)および(2)の場合において、方針の決定に際し、
・医療・ケアチームの中で心身の状態等により医療・ケアの内容の決定が困難な場合
・本人と医療・ケアチームの話し合いの中で、妥当で適切な医療・ケアの内容についての合意が得られない場合
・家族等の中で意見がまとまらない場合や、医療・ケアチームとの話し合いの中で、妥当で適切な医療・ケアの内容についての合意が得られない場合
等については、複数の専門家からなる話し合いの場を別途設置し、医療・ケアチーム以外の者を加えて、方針等についての検討を行います。
院長 尾畑 十善
尾畑 由美子
院長略歴
1975 年 | 福岡県北九州市生まれ |
---|---|
2000 年 | 福岡大学医学部卒業、福岡大学付属筑紫病院内科入局 |
2002 年 | 福岡大学病院 神経内科・健康管理科入局 |
2003 年 | 川浪リハビリテーション病院(現:福西会南病院) |
2004 年 | 福岡大学病院 神経内科・健康管理科 医員 |
2005 年 | 川浪病院(現:福西会病院) |
2008 年 | 福岡大学病院 神経内科・健康管理科 助教 |
2009 年 | 福西会病院 神経内科部長 |
2012 年 | 福西会病院 神経内科・リハビリテーション科部長 |
資格
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
- 日本神経学会専門医・指導医
- 福岡市医師会認知症相談医
- 身体障害者福祉法指定医
(肢体不自由・脳原性運動機能障害、聴覚・音声・言語・そしゃく機能障害) - 難病指定医
所属学会
- 日本内科学会
- 日本神経学会
- 日本認知症学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本脳卒中学会
院内紹介
施設案内
機器紹介
MRI装置
当院では、「東芝メディカルシステム社製の1.5テスラMRI装置」を導入しています。中枢神経系(脳、脊髄)の検査・治療においては、立体的な画像診断ができるMRIはかかせません。
神経系の検査のみならず、首や肩、腰などの整形外科的な痛みをふくめ、体の隅々まで検査が可能なため、他の症状や体の異変、日々の健康に対する不安などの診療にも大きな力を発揮します。
MRIの詳細は「MRIについて」ページをご参照ください。
当院の特徴について
1⃣ リハビリの設備が充実している内科クリニックです。
2⃣ 検査、治療、リハビリまで一貫した医療を提供しています。
3⃣ MRI検査による立体的な画像診断が可能です。
4⃣ 脳ドック、認知症ドックを実施しています。
5⃣ 総合内科専門医として幅広い診療科目に対応しています。
連携施設
- 九州がんセンター
- 国立病院機構 九州医療センター
- 白十字病院
- 福岡記念病院
- 福岡山王病院
- 福岡大学病院
- 福岡ハートネット病院
- 福西会病院・福西会南病院
- 村上華林堂病院 50音順
診療時間・アクセス
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
14:00〜18:00 | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
アクセス
医院名 おばた内科クリニック
所在地 福岡県福岡市早良区田村5丁目16-38
電話 092-874-5630
診療科目 内科・神経内科・リハビリテーション科・感染症内科
初診の方へ
困ったときは、悩まずに何でもご相談ください。
当院は、内科からリハビリまで幅広い診療に対応をしております。
いつもと体調が違う、原因がわからない痛みや不快感があるときなど、どこを受診すればよいか悩む患者さまも多いですが、困ったときはお気軽にご来院ください。
まずは患者さまのお話を聞かせていただき、一人ひとりに合わせたご提案をいたします。当院では対応できない検査や治療が必要なときは、適切な医療機関のご紹介も可能です。
「とりあえず、おばたのところに行ったら何とかしてくれる」
地域の方にとって、そんな安心感のある身近なクリニックを目指しています。
また、当院では健康診断や脳ドックも行っております。病気を未然に防ぎ、健康な暮らしを支えるサポーターとしても、お役に立てればと思っております。