認知症の症状には記憶障害などの中核症状と、徘徊や妄想などの周辺症状があります。
患者さまやご家族の環境にもよりますが、中核症状には薬物治療や食事・運動療法が中心となりますが、周辺症状はご家族での対応によって落ち着かれる事かありますので、活用されてみてください。
ポイント
現実にはないものを見た(幻覚)、聞いた(幻聴)という
対応
・介護者があわてたり、奇異な受け止め方をしない
・否定せず、安心するような受け答えをする
・幻覚の原因と思われるものを、何であるか知らせてあげたり、触らせて確認させたりする
・幻覚の原因となるものを置かない、壁にかけないなどして環境を整える