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新型コロナウイルス感染症の診断が抗原検査で可能になりました

[2020.06.19]

発症から2〜9日以内であれば、新型コロナウイルス感染症の診断が抗原検査で可能になりました。

*おばた内科クリニックでは新型コロナウイルス感染症の検査(PCR検査、抗原検査、抗体検査)は行っておりません。

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新型コロナウイルス感染症の診断についてはPCR検査、抗原検査、抗体検査の3種類があります。
抗体検査については今後の情報が必要となり、現在保険で認められている検査はPCR検査と抗原検査の2種類です。
PCR検査は検出感度が高いですが、判定に1〜5時間必要で、専用の機器が必要という難点があります。
一方抗原検査は30分ほどの短時間で検査可能ですが、これまでPCR検査と比較すると精度が落ちるとのことで、抗原検査が陰性(新型コロナ感染ウイルスではない)であった場合は、追加でPCR検査が必要でした。
ですが、発症から2〜9日以内であればウイルス量が多く、PCR検査と一致率が高い研究報告から厚生労働省は6月16日関係ガイドラインの改定を行い、「新型コロナウイルス感染症を疑う症状発症後2日目から9日目以内の者(発症日を1日目とする)については、本キットで陰性となった場合は追加の検査を必須とはしない」との通達を出しました。
抗原検査は、鼻咽頭拭い液を検体に用いるため、検体採取時には十分な感染対策が必要ですが、早期診断が可能となることは非常に意味があることと考えます。

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