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昼寝しすぎていませんか?

[2024.01.21]

昼寝しすぎていませんか?

長時間の昼寝が認知症の原因かもしれません。

 

アメリカのBrigham and Women's HospitalのPeng Li氏らは、高齢者の昼寝が将来のアルツハイマー型認知症発症に及ぼす影響について検討し報告しました。

 

方法

Rush Memory and Aging Project(MAP)参加者の1401名を対象に、昼寝の時間・頻度とアルツハイマー型認知症の発症との関連を検討しました。

登録時の平均年齢は81.4歳で、女性が76.6%を占めていました。

腕時計型のデバイスを用いて、活動パターンを記録し、認知機能や病気、服薬状況について、年に1回評価を14年間に渡って行いました。

開始時の1日当たりの平均昼寝時間は46.60分(21.95〜93.10分)で、昼寝の頻度は1.80回(0.90〜3.35回)、夜の平均睡眠時間は5.69時間でした。

評価が十分に出来なかった方や、開始時にアルツハイマー型認知症の患者さんは対象外とし、最終的に1203名の評価を行いました。

 

結果

1203名中290名(24%)の方が平均6.0年以内(1〜15年)にアルツハイマー型認知症を発症しました。

昼寝時間とアルツハイマー型認知症発症との関連を検討したところ、昼寝時間が1標準偏差増加するごとにアルツハイマー型認知症発症リスクは有意に20%上昇し、1日当たりの昼寝時間が1時間以内の人に対し、1時間以上の人ではアルツハイマー型認知症発症リスクが1.4倍であることが分かりました。

昼寝頻度との関連についても、頻度が1SD増加するごとにアルツハイマー型認知症発症リスクは有意に23%上昇していました。

 

まとめ

長時間の昼寝と頻度の多い昼寝はアルツハイマー型認知症発症のリスクが高い報告でした。

以前クリニックのブログ(認知症と睡眠の関係)でもご報告させて頂きましたが、夜眠れなくてお昼間眠くて、つらい時もあると思いますが、昼寝は1日1回、1時間以内は徹底されることをおすすめします。

 

出典

Daytime napping and Alzheimer's dementia: A potential bidirectional relationship 

認知症と睡眠の関係 

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