高齢化がすすむことにより、日本の認知症の患者さん（物忘れの患者さん）は右肩上がりに増えている状態です。

厚生労働省の発表によりますと、その数は2025年には700万人にも達し、65歳以上の5人に1人は認知症になると言われています。

現在の医療では、認知症を根本的に治療することは難しいかもしれません。

認知症になったら、何もできなくなり、今の生活ができない。

自分が認知症になったらどうしよう？

自分の親が認知症になったらどうしよう？

と不安なことが多いと思いますが、認知症について正しく理解することにより、認知症発症を予防することや、認知症を発症しても、今の生活を維持することが期待できます。

認知症がどのような病気であるのか、認知症になったときにどうすれば良いのか、おばた内科クリニックではどのようなことをおこなっているのかをいくつかに分けてお話をさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

下記内容について順次お話をさせて頂きます。

今回は①認知症とは？についてのお話です。

①認知症とは？

②自分は認知症か大丈夫？

③認知症を予防しよう！

④認知症を来す主な疾患

⑤認知症と診断されたら

⑥こんな時どうすれば？

⑦おばた内科クリニックでの診療