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腰の痛みについて

[2019.08.25]

腰の痛みはよくある症状で、多くの方が一度や二度は経験されているかと思います。腰の痛みに片側あるいは両側に痛みが広がることもあります。中には命に関わる病気が隠れていることもあるため、迅速な診断と治療が必要となることがあります。

腰の痛みは大きく分けて、急性腰痛・亜急性腰痛と慢性腰痛に分類されます。

 

急性腰痛・亜急性腰痛

 発症から4週間未満の痛みを急性腰痛、4週間以上3ヶ月未満を亜急性腰痛と言います。 急性腰痛には、感染性脊椎炎などの感染症によるものが含まれますので、注意が必要です。また、高齢者に多い圧迫骨折には多発性骨髄腫や、悪性腫瘍の骨転移なども含まれますので、注意が必要です。

  腰椎椎間関節性腰痛

   全腰痛の占める頻度として、若年者で15%、高齢者で40%以上を占め、高齢者に多い原因として、椎間板が細くなることにより、椎間関節に負担がかかることが考えられえいます。

  腰椎椎間板性腰痛

   若年者から50歳までの若い年齢層で多くみられます。椎間板内に神経はありませんが、周りの組織の損傷などにより痛みが生じます。

 

慢性腰痛

 発症から3ヶ月以上継続する場合を慢性腰痛と言います。 慢性疼痛においては、筋肉への負荷のバランスが悪くなっており、筋肉の痙攣などによって痛みが生じてきます。また、長期間の痛みによって精神的にも負担となりますと、体を動かせない事によって更に痛みが強くなることがあります。

 

腰痛の治療で大事なことは、痛みが出た時に十分な治療を行い、痛みが長く続かないようにすることです。 痛みが長期化すると慢性疼痛に移行し、治療がより難しくなってきますので、痛みが出現した場合は早期診断・治療をおすすめします。

 

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