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糖尿病の目標値HbA1cはなんのための目標?

[2025.08.31]

糖尿病について知ってほしいこと

こんにちは。内科・糖尿病・甲状腺・内分泌の勝原俊亮です。

みなさんは「糖尿病」という病気をご存じでしょうか。糖尿病は、日本で透析が必要になる原因の第1位であり、失明の原因としても第3位にあげられる重大な病気です。
しかし、早い段階からきちんと治療を続ければ、糖尿病のない方とほとんど変わらない寿命をすごすことができます。

私は、当院に来てくださる患者様、そして私の動画を見てくださる方々が、元気に、そして楽しく長生きしていただけるように診療や動画配信に取り組んでいます。


糖尿病とはどんな病気?

糖尿病とは、血糖(血液中の糖分)が高い状態が続く病気です。
その原因は、血糖を下げる働きを持つ「インスリン」というホルモンの作用が弱くなることにあります。

本来、インスリンは膵臓から分泌され、血糖を下げて体のエネルギーとして使えるようにします。ところが糖尿病になると、

  • インスリンが十分に分泌されない

  • 分泌されても体にうまく作用しない

といったことが起こり、血糖が高いままになってしまうのです。

糖尿病にはいくつかのタイプがありますが、日本人の成人のほとんどは 2型糖尿病 です。


糖尿病が怖い理由

糖尿病の合併症は「気づかないうちに進行する」ことが大きな特徴です。初期の段階では自覚症状がほとんどないことも多く、知らない間に病気が進んでしまうことがあります。

合併症の発症や進行を防ぐための一つの目安として、HbA1cを7.0%未満に保つことが大切だとされています。


当院での治療について

当院では、患者様一人ひとりに合わせて治療を行っています。

  • 食事や運動のアドバイス

  • 必要に応じた飲み薬や注射薬の使用

などを組み合わせて治療を進めます。

最近は「肥満症の治療薬」としても注目されている GLP-1受容体作動薬 も、糖尿病の方には保険診療で処方することができます。


最後に

糖尿病は「怖い病気」という印象を持たれがちですが、早くからしっかり治療に取り組むことで、健康で長く充実した生活を送ることができます。

引き続き、皆さまに役立つブログを更新してまいります。診察室にてお待ちしています。

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