歩幅が小さい・最初の一歩が出にくい。パーキンソン病の症状かもしれません
「最近、歩幅が小さくなった」
「歩き始めの一歩が出にくい」
「以前より動作がゆっくりになった」
「手足がふるえる」
「体がこわばる」
「表情が乏しくなったと言われる」
このような変化は、パーキンソン病の症状として現れることがあります。
今回、おばた内科クリニックでは、パーキンソン病の主な症状や検査、治療、リハビリテーション、通院が難しくなった場合の訪問診療について、動画で分かりやすく解説しました。
パーキンソン病とは
パーキンソン病は、脳の中で体の動きを調整する働きが低下することで、次のような症状が現れる病気です。
・動作が遅くなる
・手足がふるえる
・筋肉がこわばる
・歩幅が小さくなる
・歩き始めの一歩が出にくくなる
・姿勢やバランスを保ちにくくなる
症状の現れ方には個人差があり、必ずしも手足のふるえが目立つとは限りません。
また、便秘、眠りにくさ、においを感じにくい、気分が落ち込むといった、体の動き以外の症状が先に現れる場合もあります。
診察では症状の経過を詳しく確認します
おばた内科クリニックでは、まず神経内科専門医が、患者さんご本人やご家族から症状の経過を詳しく伺います。
「いつから変化が始まったのか」
「日常生活でどのようなことに困っているのか」
「現在、どのようなお薬を服用しているのか」
こうした情報は、診断を考えるうえでとても大切です。
その後、歩き方、手足の動き、筋肉のこわばり、姿勢、バランスなどを丁寧に診察します。
必要に応じて血液検査や頭部MRI検査を行い、脳梗塞、脳腫瘍、甲状腺の病気など、似た症状を起こすほかの病気が隠れていないかを確認します。
お薬とリハビリテーションによる治療
診断後は、患者さん一人ひとりの症状、年齢、生活環境などに合わせて、内服薬による治療を行います。
治療中も体調や生活の変化を確認しながら、お薬の種類や量を調整します。
パーキンソン病では、お薬だけでなく、継続して体を動かすことも大切です。当院では、必要に応じて、歩行、姿勢、バランス、関節の動きなどを保つためのリハビリテーションをご案内しています。
「自分の足で歩きたい」
「転ばずに生活したい」
「今できていることを、できるだけ続けたい」
そのような思いに寄り添い、専門スタッフがお手伝いします。
通院が難しくなった場合は訪問診療にも対応します
パーキンソン病は、経過とともに通院が難しくなることがあります。
おばた内科クリニックでは、通院が難しくなった患者さんに対して、医師がご自宅や施設へ伺う訪問診療を行っています。診察やお薬の調整に加え、必要に応じて訪問リハビリテーションにも対応しています。
通院できる間だけではなく、通院が難しくなったあとも、患者さんとご家族が住み慣れた場所で自分らしい生活を続けられるよう、一緒に考えてまいります。
「年齢のせいだろう」と決めつけず、歩きにくさ、動作の遅さ、手足のふるえ、体のこわばりなどが気になる場合は、早めにご相談ください。
※症状や治療内容には個人差があります。動画は一般的な医療情報を提供するものであり、個別の診断を行うものではありません。
出典
・難病情報センター「パーキンソン病」
https://www.nanbyou.or.jp/entry/169
・日本神経学会「パーキンソン病診療ガイドライン2018」
https://www.neurology-jp.org/guidelinem/parkinson_2018.html
監修
おばた内科クリニック
院長 尾畑 十善
日本神経学会認定 神経内科専門医
日本内科学会認定 総合内科専門医
